2009年11月16日月曜日

Broの肖像 銀杏並木(昭和記念公園 立川)


 久しぶりに立川の昭和記念公園に行きました。今回は三鷹から立川まで輪行して公園内のサイクリングロードをブロンプトンで走りながら紅葉を楽しみました。
 昭和記念公園は立川飛行場の跡地に建設された約180ヘクタールにおよぶ大きな敷地をもった国営公園です。園内には様々なレクリエーション設備があり、また同時に年間を通じて多くの植物を楽しむことが出来ます。特にこの時期は銀杏並木の紅葉が有名で毎年沢山の人が見に訪れます。


 この日は天皇陛下即位20年慶祝行事の一環ということで園内へ無料で入ることが出来ました。ちなみに通常の入園料は一般(15歳以上)で400円です。今日は暖かく風もなく絶好のサイクリング日和、そして入園料も無料!とても幸運な日曜日でした。


 昭和記念公園には14Kmのサイクリングロードがあります。園内各所には駐輪場が設置されており、広い敷地内の移動手段として自転車を利用出来ることは大変便利です。また自転車専用道路なので安全に楽しく自転車で走ることが出来ます。今回、私達は自分の自転車を持ち込みましたが公園で自転車を借りて走ることも出来ます。レンタル自転車は子供用の18インチから大人のカップルが楽しめるタンデムまで数種類の自転車が用意されていることもこの公園の特徴です。ちょっと箱庭的なサイクリングコースでしたが落ち葉を踏みしめ、木々の香りを楽しみながら穏やかな休日を過ごすことが出来ました。

 久しぶりの輪行でしたがブロンプトンは折りたたみが簡単なのでたまには輪行も良いかな?と思いました。しかし帰りの電車は丁度帰宅ラッシュの時間にあたり結構たいへんでした。輪行は早く出発して早く帰るのが賢いようです。また重いブロンプトンを2台運ぶのは疲れます。おかげでこの日一番の運動になりました。

2009年11月8日日曜日

Broの肖像 早朝の月(多摩川CR)


 既に3年位経つのでしょうか?仕事がある日は毎朝4時半に起きて駅までおよそ30分の道のりを歩いて出勤をしています。暗くそして更に気温が下がるこれからの季節は人も自動車も数が少なく、誰もいない道を歩くとまるで自分が街を独り占めしたような気分です。
 今週末は何時もと同じように4時半に起きて歩きではなく自転車で街を独り占めしようと考えました。出来れば綺麗な月明かりの中を自転車で走りたいと思ったのですが、生憎この日の東京は雲が多く綺麗な月を見る事は出来ませんでした。

 このブログの第1回目にブロンプトンのヘッドランプについて投稿をしました。その際にテールランプは改めてと書きながら長く投稿することが出来ませんでた。そして今回ようやくブロンプトンのテールランプについて書く事が出来ます。
 写真のようにブロンプトンは停車中でも走行中に蓄電をした電気でテールランプが約5分程灯り続けます。このスタンドライト機能は追突防止等、安全性の向上に繋がることは勿論ですが、何より乗っている本人が停車中に意味なく後ろを振り返り赤く点灯しているテールランプを確認することが嬉しいのです。これはダイナモライトが付属するキャリア付きブロンプトンの特典機能で残念ながらキャリアのないモデルにはこの機能がありません。ブロンプトンはキャリアが付いていないシンプルなLモデルよりもキャリア付きのRモデルの方が実用的だと私は感じています。


 月明かりの中、多摩川サイクリングロードまで自転車を走らせて日の出を眺めようと計画をしていたのですが思うようにはいきませんでした。それでもこの時間帯は猛スピードで走り去るロードレーサーの姿は少なく、散歩やジョギングを楽しむご近所の方達に混ざって穏やかな気持ちで自転車を楽しむことが出来ました。


 ブロンプトンでロードバイクやハイブリッドバイクのように多摩川サイクリングロードを走ると正直あまり面白くありません。小高いサイクリングロードから自分の感覚を刺激するような場所を探しながら走ります。サイクリングロードから外れて一段低い川沿いの細い道に入って行くと多摩川の違う側面を楽しむことが出来るからです。
 走ることを純粋に楽しもうと考えるならブロンプトンは物足りない自転車だと思います。トップギヤは重く速度を維持することは出来ません。またこの自転車でそのような走り方をすることは苦痛です。景色を眺め、道草をしながら穏やかな気持ちで走る、そのような余裕を持った走り方がブロンプトンならではの楽しみ方だと私は思っています。

2009年11月1日日曜日

Broの肖像 武蔵野の夕日 衣替え(三鷹の跨線橋)


 今年は太宰治の生誕100年、書店には太宰に関する本が目立つ所に陳列され、テレビでも太宰の特集番組が沢山制作されているようです。私の住む三鷹市は昭和14年から亡くなる昭和23年まで太宰が暮らした街として大変ゆかりが深く、昨年は没後60年を記念して「太宰治文学サロン」が開設されて様々な催しも行われています。
 此処、JR三鷹電車庫の上に架かる跨線橋は太宰が好んで訪れた場所として知られています。特に此処から望む武蔵野の夕日は太宰が愛した東京の風景の1つで「東京八景」にもその記述があります。太宰が生きた時代と変わらず行き交う電車と夕日を眺めに今でも多くの人が集まる場所です。


 風もなく日中は暖かく感じたのですが、午後4時を過ぎて跨線橋の上に立っていると流石に肌寒く感じました。
 冬にむけてブロンプトンの衣替えをしました。これは1年程前にBici Terminiから購入していた革製のフレームジャケットで、フレームの傷を防止すると共にこれからの季節は冷たくなった鉄のフレームを直接触れる事なくブロンプトンを持ち運べます。


 サドルバックも緑のツイード生地と革で出来た物に交換しました。これもフレームジャケットと同時に購入していた同じくHMクラフツマンの製品です。以前着けていたナイジェル・スミス&サンズのバックに比べると小振りですが、輪行用カバー、ブルックスのサドルカバー、スパナ、交換チューブとタイヤレバー、収納していた全ての物が綺麗に収まりました。自転車を折り畳んだ時もバックとチェーンが干渉することもなく、付属するD管リングにストラップを取り付ければサドルから取り外してポシェットとしても使えます。


 先日、Kirimaさんから頂戴した加茂屋のブロンプトン フィンガー クランプも装着しました。この製品はブロンプトンのステムとフレーム、2カ所を固定する留め具を付属するスプリングで押し上げて留め具がクルクルと回転しないように工夫されています。
 頂いたクランプは淡いゴールドでしたが、緑のブロンプトンに装着するといかにも“クランプを交換しました”という気恥ずかしい感じがしたので緑色にアルマイト染色をし直してさりげなくしました。Kirimaさん有り難うございました。こんな感じになりました。


 日没の時刻が近くなると跨線橋には夕日を眺める人々が集まってきます。ふと横を見ると小さな男の子が1人で夕日を眺めていました。僕たちも太宰と同じ風景を眺めていると思うと感慨深く何となくセンチメンタルな気分になりました。


 現在、太宰が暮らした三鷹の風景がそのまま残っているのは残念ながらこの跨線橋のみになってしまいました。昭和22年に田村茂が撮影した有名な太宰の写真と並べてみるとその様子は殆ど変わっていないことが分かります。此処は何時までも残しておきたい地元の風景です。


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