2010年5月27日木曜日

Broの肖像 kinafuのお店と作業場(国分寺)


 先日のGWのことでした。ブロンプトンで国分寺から元町通りを走って帰る途中で古い素敵なミシンが置かれているちょっと気になるお店を見つけました。
 国立で「オープンガーデン」を見た帰り道、家内も一緒だったので気になるミシンのお店へ入ってみることにしました。


 引き戸を空けて中へ入ると若い女性が1人で何やら作業をしている様子。「kinafuのお店と作業場」と外看板にあるように店内に工房もある小さな雑貨店でした。
 お話を伺うと元はペンキ屋さんの建物だったようです。磨りガラスを通して入る柔らかい光を受けながら可愛くモノが陳列されています。何だかとても居心地の良い空間。


 迷った挙句、可愛いイラストが描かれたコースターを買って一旦はお店を出てました。1キロくらい走ったところで「首から下げられる小さなガマ口」が欲しいと家内が言い出すので急いで引き返しました。閉店時間のPM5時を過ぎていたからです。「大丈夫、多分まだ開いているよ・・・」予想通りお店は開いていました。良かったね!
 自転車だから出会えた素敵なお店、国分寺へ出掛ける楽しみがまた1つ増えました。


昔の器と生活雑貨
kinafuのお店と作業場

〒185-0022  東京都国分寺市東元町1丁目18-6
open 金土日(第3土曜日定休)
12:00から17:00

2010年5月25日火曜日

Broの肖像 多摩のオープンガーデン2(国立)


 前回に引き続き多摩地区で行われている「オープンガーデン」にブロンプトンを持って出掛けました。
 今回拝見させて頂いた庭はJR線の国立駅と西国分寺駅の丁度中間に位置し、黒井千次の小説や忌野清志郎の曲でも有名になった「たまらん坂」のすぐそばにありました。


 そもそも「オープンガーデン」は1927年にガーデニングの先進国、イギリスで慈善運動として始まり、個人の庭園を一般に有料で公開してその収益金は医療福祉基金などの支援に充てられました。
 庭主は来賓をもてなし、来賓は庭主をねぎらう。イギリスの「オープンガーデン」の精神は継承しながら、日本で庭を楽しむ人々の情報交換が出来るコミュニティー作りと、個人の庭からひいては街全体の緑化が進すむ事を願って主催者はこの催しを10年前から始めたそうです。


 「オープンガーデン」を拝見して、いずれも日本の住宅事情に合うように庭造りを工夫していることが印象に残りました。例えば、ベランダや駐車場など、限られたスペースであっても移動が容易な鉢植を使えばや手軽に緑を増やすことが出来ます。庭の公開方法も格式張ったところがなく、カフェや音楽会など、庭主によって様々で楽しいと感じました。
 皆が植物を植えたり置くことで行政に頼ることなく、つまり無駄なお金を使うことなく街全体の緑化が進み心地よい街づくりに繋がる。主催者の考え方に大いに共感する催しでした。

2010年5月23日日曜日

Broの肖像 多摩のオープンガーデン(多摩湖)


 この時期は植物が大変美しい季節です。東京多摩地区で個人宅の庭を拝見出来る催し「オープンガーデン」が行われていることを知って、私達はブロンプトンを持参して西武多摩湖線の「西武遊園地駅」まで出掛けました。


 庭を拝見させて頂いたお宅は偶然ですが今年の始めにパシュレイで訪れた多摩湖に近い住宅地にありました。またこちらのお宅は毎週末(金、土、日)のみ営業をする「ナチュレカフェ」というカフェになっていました。決して大きな庭ではありませんが庭の南側には北川という小さな川が流れおり庭に開放感を与えているようでした。


 植物だけでなく敷石やベンチ等、ここかしこにオーナーの庭への拘りと愛情が感じられます。細部を眺めた後に再び庭全体を眺めるとはじめとは印象が異なって見えてきます。この辺りも庭を鑑賞する面白さのひとつなのかもしれません。


 この他にも数軒の個人宅が庭を披露していたのでブロンプトンで見て回りました。このような場合に自転車があると大変便利でした。私達と同じように「オープンガーデン」を回っていた方にも「自転車があると良いわね!」とか「最近、街で小さい自転車に乗っている人を多く見掛けて気になっていたのよ!幾らくらいするの?」なんて声も掛けられました。
 「オープンガーデン」を楽しんだ後、解放的な多摩湖の風景を眺めて帰りは上り坂のない多摩湖自転車道を通って家まで自走しました。今回は行きは電車で輪行して帰りは自走しましたが、家内と自転車で少し遠くまで出掛ける際はこの方法がとても良いと感じました。家内も自転車で走ることを心から楽しめたようです。

2010年5月19日水曜日

Broの肖像 2010 連休備忘録(府中市美術館他)


 連休中は全国的に晴天に恵まれ、また東京で1日に5ミリ以上の雨が降らなかったのは2002年以来8年ぶりということでした。

 今年は雨が多いことが影響 しているのか?例年に比べて花や木々の新緑が一層鮮やかに感じます。野川の河川敷も菜の花でいっぱいでした。


 連休中も野川沿いの道を通って調布飛行場(プロペラカフェ)や国分寺方面、そして府中市美術館へも出掛けました。少し暑いくらいでしたが爽やかな5月の風を連日自転車で楽しみました。


 最高気温が27.6度まで上昇した5月5日、連休最終日は府中市美術館まで行き「歌川国芳 奇と笑いの版画展」を楽しみました。 野川から人見街道を通って西武多摩川線の多磨駅を越えると不思議なアール・デコ調?看板建築の石材店が目に留まりました。この辺りは多磨霊園が近いため石材店を多く見掛けます。その他にも大きな古い木造建築が建っていたり、綺麗な生垣の道が続いていたり、何でもない風景ですが自転車で走っているとどこか懐かしく穏やかな気分になってきます。


 府中市美術館へは昨年6月のディーター・ラムス展以来です。最近の江戸ブームに加えて連休最終日そして企画展最後の休日ということも重なってまるで上野の美術館のような盛況ぶりでした。この美術館は駅から離れた陸の孤島のような場所に建っていますが、(従って自転車で行く方がよい)企画展は優れて面白いものが多く、毎回関心します。ラムス展のようにゆっくり作品を鑑賞することは出来ませんでしたが、歌川国芳の浮世絵から成熟した江戸末期大衆文化が感じられ、とても楽 しめる内容でした。残念ながら図録は既に完売して展覧会のリーフレットまでも無くなっていたため、多色摺り(5色)ポストカードの製作体験した後、ゆっくりブロンプトンをこいで帰宅しました。今年も心休まる穏やかな連休を過ごすことが出来きました。感謝です。

2010年5月12日水曜日

夜のガスパール(雨の帰り道 吉祥寺)


 ボツリ、ボツリ、今日も雨が降ってきました。
皆、足早に家路へと就きますが傘の下から覗く光景はちょっとしたイリュージョン。雨で濡れた路面は街灯や信号機の光を受けて艶やかに光ります。


 プルーストではないですが、ふとした感覚によって人の記憶は蘇ることがあるようです。雨水とアスファルトの匂い、そして生垣に咲くジャスミンの花の香りが青臭い郷愁_ノスタルジアを喚び起し何だかとても妙な気分です。


 夜の闇と更に雨音によって鈍っていた感覚は覚醒し研ぎ澄まされていきます。そして見えていなかったものが次第に見えてくるような・・・そんな感覚になります。


 天使なのか、悪魔なのか?時々暗闇の中から水の精が耳元で囁く27分36秒。雨の帰り道。