2010年10月27日水曜日

独り言(Yesterday Once More)

東京も昨晩から気温の低下を肌で感じるようになりました。帰宅際、郵便ポストの中を覘くと何時もと変わらず不動産関連の広告が入っていた他、郵便局から年賀状の予約販売を知らせるチラシが混ざっており、今年も既にそのような次期なのか・・・少し感慨深くなりました。

 今朝、駅構内で大きな声で歌を歌う独りの女性を見掛けました。程なくその歌がカーペンターズのYesterday Once Moreであることが分かりました。片手に旅行のパンフレットが入ったビニール袋を下げて靴下も履かずにサンダル姿、乾燥した足はまるで象の脚のように太く浮腫んでいました。決して上手い歌ではありませんでしたが心に突き刺さるYesterday Once Moreでした。

2010年10月22日金曜日

お茶濁し(気になる Pashley Clubman)


 Pashleyのサイトに気になる2台の自転車が発表されています。
Clubman CountryとClubman Urban。実は昨年ロンドンのアールズ・コートで行われたサイクルショーでプロトタイプがお披露目されてから個人的に注目をしていました。当初は今年の春に販売と聞いていたのですが1年経ってようやく製品の目処が立った様子です。残念ながら日本での販売は未定(分かりません)です。


 Clubman Countryは多目的に利用できるツーリングモデル。レイノルズ531を使ったフレームには携帯ポンプ用のペグとボトルケージ用の台座が2つ付いています。また標準仕様で泥除けも付属しているようです。一見すると最近日本でもリバイバルの兆しがあるランドナーのように見えますがツーリングに出掛ける時は泥除けとサドルバッグを取り付けて、クラブのタイムトライアルレースに出場する時には泥除けなど余計なものを外してしまう。往年のクラブモデルのような使い方が楽しめる自転車です。


 Clubman Urbanは主に街乗りを想定した自転車。フレームはClubman Countryと同じくレイノルズ531が使われていますが携帯ポンプ用のペグやボトルケージ用の台座など余計なものはなく、泥除けもオプション扱いのようです。変速機はSturmey-ArcherのS3X-3(内装3段の固定)、又は最新のS2C-2(コースターブレーキが付属した内装2段、変速は反時計回りにペダルを回し、更に回すとブレーキングできる所謂デュオマチック)が選択できます。また前輪ブレーキもSturmey-ArcherのX-FDドラムブレーキになっています。Clubman Countryと同じフレームジオメトリーながら比較すると大変すっきりした印象です。個人的にはシンプルでメジャー・テイラータイプのハンドルバーが目を惹くこちらのモデルが特に気になります。


 最近クラシックなスタイル(ホリゾンタルフレーム)の自転車がやけにカッコよく感じます。このような自転車にちょっと大きなサドルバッグを付けて(お茶の道具等を入れるのが良いなー)出掛ける。浮世を忘れゆったりとした時間を過ごすには理想的な自転車に思えます(^^;

2010年10月14日木曜日

Broの肖像 秋の山陰旅行1(米子ナイト)


 ここ3年続けて私たちは山陰地方への旅行を楽しんでいます。山陰には日本の原風景が残り、食べ物が美味しく、人々は人情味に溢れ皆とても親切です。そして此処では時間がゆっくりと流れていきます。

 今回、初めて旅行先に自転車(ブロンプトン)を持って行きました。実は自転車を持っていくことに私はあまり積極的ではありませんでした。一方、家内はこの件に関して大変前向きでした。今回、何事も経験と言う家内の言葉に従い実行してみることにしました。
 いろいろ考えた結果、自転車は出掛ける前にヤマト便の「らくらく家財宅急便」で送りました。東京から鳥取県米子市まで¥3,200/1 台の送料が掛かりましたが、レンタカーを借りることを考えれば割安と捉えました。おかげで旅の往復路は何時もと変わらない荷物量で済みました。


 ホテルに着くと予定通り自転車は届いていました。自転車の状態を確認することも兼ねて夕飯を食べに早速自転車で米子の街へ出ました。お店の場所を確認して「これから自転車で伺います」と電話を入れておきました。この時お店の方は一体どんな自転車で来るのだろ?と思ったようです。着くや否や「店内で自転車を保管してもよいですか?」と尋ね、小さく折り畳まれた自転車を見て更に驚いた様子でした。ご覧の通り2台のブロンプトンはカウンターの下に収まりました。帰りはお店の前で従業員とお客さんに囲まれて自転車の組み立て実演をすることになりました。皆さん興味津々のご様子でした。


 米子駅前まで続く綺麗に整備された大通りは車道、歩道共に道幅が広く、安全にそして気持ちよく自転車で走ることが出来ます。夜の米子の街は人も車もまばらで暗くとても静かです。家内のブロンプトンのテールランプがひときわ鮮やかに感じます。


 米子の駅前では客待ちをする数台のタクシーと数人の高校生が物静かに屯している様子が印象に残りました。酔っ払いやギターを持って大声で歌う者、キャスター付きの鞄をゴロゴロ転がしながら彷徨う若者の姿は此処にはありません。米子は駅前も静かで控目です。


 昼夜を問わず忙しなく活動し続ける東京は夜が暗く静かであることさえ忘れてしまいます。夜が夜らしくあること。当たり前のことかもしれませんが何だかとても新鮮に感じた米子の夜でした。