自転車にも顔があります。私の小さな折りたたみ自転車、ブロンプトンの顔をカメラのファインダー越しに探します。私が見つけたブロンプトンの顔は先端に可愛らしく、ちょこんと付いた小さなヘッドランプを中心に構成された顔。月並みですがヘッドライトが目、ブレーキアーチが唇、泥除は前歯、タイヤは延びた舌。暫く眺めているとユーモラスで愛らしい表情に見えてきます。
私のブロンプトンはM6Rと言うモデル。型番の最後にRが付くとリアキャリア(荷台)と共にランプが付属します。ランプはお世辞にも静かとは言えないダイナモ(発電機)で点灯する古典的なものですが、このダイナモは想像するよりも軽く、平地を走る分には脚に負担は感じません。むしろ広範囲を明るく照らすヘッドランプは、夜間の走行ではとても頼もしく感じます。勿論、電池交換の必要もありません。
Rモデルはヘッドランプと共に、自転車の後ろに付いたテールランプも一緒に点灯します。このテールランプは他の自転車にはないユニークな機構を持っています。テールランプの話は改めてしたいと思います。
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