Broの肖像(青春のバスケット 英雄達)


 POPミュージックを聞き始めたのは小6の頃でした。買ってもらったばかりのラジオから流れてきた音楽にそれまで経験したことがない興奮を憶えました。後にベイ・シティ・ローラーズというスコットランド出身のグループが歌う“イエスタデイズ・ヒーロー”という曲であることが分かりました。「昨日のヒーローにはなりたくない」今聞くとなんとも皮肉な曲ですが、大好きな曲でした。その後もクィーン、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン等々、何故かアメリカよりもイギリスのバンドが好きでしたが、マイナー路線が好みな私は、ザ・フーやキンクスにのめり込み、中学生ではバンドも結成しました。特に彼らのファッション、50年代のビートニク達の影響を受けたというモッズのスタイルに憧れてバンドのメンバー達と上野のアメ横に3つボタンのジャケットを探しに行くこともありました。

 先日ブログで紹介したピクニックバスケットに私が好きなPOPSの英雄達を入れました。蓋は閉まりませんがバスケットの大きさはLPレコードが収まる大きさです。蓋につけたクリストフのトゥーストラップで括りつけたタータンチェックのマフラーは勿論ベイ・シティ・ローラーズへのオマージュです。

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