TSRの肖像(コックピット)


TSR-9に乗って違和感があったのが標準のバーハンドルでした。
私の身長は約180センチですが、自分の背丈にサドルの高さを調整するとハンドルまでの距離が遠く感じていました。サドルの位置やステムの角度等も調整してみましたが上手いポジションが見つかりません。少し長く乗ると張り出すように伸ばしている腕が辛く、肩も凝るようでした。私のTSRには当初フレームに大きな問題があって暫くしてフレームを交換をすることになり、その際に気になっていたハンドル周りを変更することにしました。主な変更箇所を以下に書き留めておきます。
  •  ハンドルの幅が狭いセミドロップタイプ、モールトン専用のアニバーサリーハンドル(Nitto製)に交換しました。ゆったりとした姿勢で自転車に乗りたかったので、なるべく体の近くにハンドルのグリップが位置するようにハンドルは上下逆さまに取りつけて、いわゆるアップハンドルにしました。
  • ハンドル交換に伴ない、ブレーキレバーとグリップも交換しました。ブレーキレバーはフレンチ風にリバースレバーを選びました。拘りはTSRのフレームカラーに合うようにブレーキレバーのブラケットとグリップの色がグレーの古いヨシガイのDC188を探してつけました。元来この手の製品はブレーキレバーをハンドルの末端に挿入してブレーキのワイヤーはハンドルの中を通すものが主流なのでブレーキレバーに適合する専用のハンドルが必要になります。また専用品以外のハンドルにつける場合はブレーキレバーを固定するためのビス穴とハンドルの中から外にブレーキのワイヤーを通すための穴をハンドルにあける必要があります。ヨシガイのDC188の場合はブレーキレバーを固定するためビス穴は必要がなく、ブレーキのワイヤーはハンドルの外側に沿わせて取りつけるのでワイヤーを通す穴をハンドルにあける必要もありません。ブレーキレバーの差し込みサイズに合う内径のハンドルであれば簡単に取りつけることができます。またブレーキワイヤーを通して固定できる専用のグリップが付属するのでバーテープを巻く必要もありません。
  • ステムを標準の可変ステムからBSモールトン用のアヘッドステムに交換しました。軽量化と共に標準のステムに比べて見た目が大分すっきりしました。アレックス モールトンのサインが入っていることもちょっと嬉しい変更ポイントです。またステムに合わせてヘッドキャプもプラスチックからアルミに変更しました。
  • アヘッドステムの変更と共にコラムスペーサーをTSR専用のロングタイプのコラムスペサーに交換しました。TSRの標準のコラムスペーサーは黒いカーボンのスペーサーで、色、素材共に違和感がありTSRのデザインにはミスマッチでした。細かい事ですがコラムスペーサーを一体感があるアルミのロングコラムスペーサーに変えることで大分印象が良くなると考えました。TSRのコラムスペーサーのサイズは1インチ径ですが、一般的な1インチ径のコラムスペーサーの高さは最大で3センチ位まであるようでした。しかし実際には高さがあるスペーサーは殆ど見つけることが出来ませんでした。またTSRにBSモールトン用のアヘッドステムを取りつける場合、スペーサーとして必要な高さは約7センチになります。仮に3センチのスペーサーを使った場合、2枚では足りず1センチのスペーサーを加えて合計3枚スペーサーを重ねて使うことになります。このように一般的なコラムスペーサーを利用した場合スペーサーを3枚重ねて使うことになるのでスペーサーの継ぎ目が気になります。本来のアヘッドステムの使い方は複数のスペーサーを入れ替えてステムの高さが調整出来ることにありますが、私の場合は現状のステムの高さで丁度よいのでスペーサーを複数入れて調整する必要はありません。よってロングタイプのコラムスペーサーを入れてステム周りをすっきり見せることにしました。
アニバーサリーハンドルに変更したことで無理のない楽な姿勢でTSRに乗れるようになりました。また本ハンドルは家内にも乗りやすいと好評でした。ユニセックスで楽しめる自転車というモールトンの思想に適った変更になりました。

コメント

  1. TSRは、ハンドル周りだけでも、随分細かい変更をされてたんですね。
    でも、自分に、合ったパーツ交換は必要ですよね。
    mincoroさんが、そんな大きな方とは知りませんでした(笑)
    セミドロップタイプのハンドルも、運転し易そうですね。

    私も、サイン入りのスレッドタイプのステムに交換したかったのですが
    通販でも、どこにも売って無かったので、諦めました^^;

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  2. ゆるポタさん

    何時もコメントを頂き有り難うございます。
    また、自分で読み返してみても長く読み難い記事に
    目を通して頂き大変恐縮です。(笑)

    >TSRは、ハンドル周りだけでも、随分細かい変更をされてたんですね。
    でも、自分に、合ったパーツ交換は必要ですよね。

    妙にハンドル周りばかり直しましたが、おかげで乗り易い自転車になりました。
    小径車は老若男女、誰でも楽しめる自転車と言われますが、
    自分の身長に合わせてサイズを選べるスポーツ系バイクに比べると
    ポジションが決まらずに無理をして乗っている人も少なくないと思います。
    モールトンは本家のブラッドフォード・オン・エイヴォン製であれば
    フレームサイズをS、 M、Lと身長に合わせて選べるようですが、
    廉価版のパシュレイはワンサイズ、そこはプレタポルテ故に仕方がありません。
    よってハンドルやステムで調整をしました。

    >セミドロップタイプのハンドルも、運転し易そうですね。

    このハンドルは幅がとても狭く、
    いわゆる昔からあるクラシカルなセミドロハンドルではありません。
    アップハンドルにすると両脇を適度に締めて上体が起きた姿勢になります。
    ママチャリポジションとは異なるお気楽なスポーティーポジションです。
    品物自体はニットー製だけあってとてもよく出来ています。
    シンプルなバーハンドルもよいですが、BSモールトンにもお勧めです。
    また、BSでこのハンドルつけている人は少ないと思いますので
    個性的なBSモールトンになると思います。
    上下、両ポジションで楽しめることもお得感があります。

    >私も、サイン入りのスレッドタイプのステムに交換したかったのですが
    通販でも、どこにも売って無かったので、諦めました^^;

    スレッドタイプは確か限定品でした。
    Yahoo!オークション等に出品されても高値でしょうね。
    子供だましで単にサインがプリントしてあるだけのように見えますが
    サインはレーザー彫刻した後、墨入れをしているように思われます。
    それなりに手間を掛けているようです。
    尚、レーザー彫刻をしてくれる所は沢山あるのでそのようなところに頼めば
    恐らく現在お使いのステムにも加工は出来ると思います。
    ここまでやる必要があるかは別にして、拘りのステムに仕上がりますね(笑)

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