Broの肖像(金蔵院 枝垂れ桜)


 今週木曜日、ようやく東京都心で桜の満開が観測されました。
今年は3月下旬の気温が低い状態が続いたため満開までの日数が長かったようですが桜の花を長く楽しめることは悪くありません。

 桜の満開までに時間が掛かった3月の気候は私達の体調も狂わせていました。幸い月末には久しぶりに2人揃ってブロンプトンで出掛けることが出来ました。相変わらずのスロースタートなので午後からの出発となりましたが、綺麗な春の夕日の光で見事な枝垂れ桜を見ることが出来ました。

 今回は出掛ける前から何時も引き返してしまう中村研一美術館(はけの森美術館)よりも先まで行くことを決めていました。神代植物公園をかすめ、野川サイクリングロードを通って野川公園そして武蔵野公園を抜けて崖線(はけ)の道に出ます。この辺りは国分寺崖線(こくぶんじがいせん)と呼ばれる段丘崖特有の地形をしています。崖線の道の南側に野川が流れ、北側は一段高い土地が続いています。西へ走り続けると道の突き当たりに金蔵院と呼ばれる寺院があります。

 金蔵院は永禄9年(1566年)創建と言われ、小金井で最も古いお寺と言われています。地域の人たちに親しまれ明治時代には寺子屋が、大正時代には村役場が設置された時期もあったようです。

 中村研一美術館から崖線の道を通って来ると丁度正面に金蔵院の立派な山門が見えてきます。近づくと寺院の中が窺え、私達が訪れた時は写真のように本堂の横に立つ枝垂れ桜が大変綺麗に咲いていました。その姿に吸い込まれるように山門を潜り、何時のまにか境内に入っていました。静寂の中、春の夕日に照らせれた枝垂れ桜を2人で暫く眺めました。
 地元では、しら萩の花が咲く萩寺として親しまれているようですが、何故か空の柵ばかりで萩の姿はありませんでした。植え替えを行う予定なのかもしれません。また秋の頃に訪れればしら萩の花が楽しめるのかもしれません。



 金蔵院の境内には樹齢300年以上と言われるケヤキとムクの大木が立っています。外の小道からシンボルツリーを撮りました。

コメント

  1. 初めまして。
    コメントありがとうございました。
    ブロンプトンにお乗りでしたか。
    しかもズミルックスとはいいですね。

    また今後もよろしくお願いします。

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  2. zunu13 さん

    ご丁寧なコメントを頂き有難うございます。

    >ブロンプトンにお乗りでしたか。

    zunu13 さんの赤いブロンプトンもとても素敵ですね。

    >しかもズミルックスとはいいですね。

    有難うございます。
    アナログ時代から長く使っているお気に入りです。
    難はボディが値段の割に玩具みたいなコシナー製なことです。
    パララックスが大きくて毎回ズレを考えながら撮っています。
    しかし頭の悪い私には難しく、なかなか慣れません。(泣)
    私でも手が出るような値段に落ち着いたらボディも本物にしたいところです(笑)

    こちらこそ今後もよろしくお願い致します。
    また是非覗きにいらしてください。
    有難うございました。

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