もうすぐクリスマス。しかし例年に比べて何だか街の様子は寂しいように感じます。
この時期、至る所で耳にするクリスマスソング。幼い頃の思い出として残っているクリスマスソングは父が毎月購入していた千趣会のレコード“Music Rainbow”12月号。家族皆で毎年このレコードを聞いた記憶があります。豪華な見開きのレコードジャケットの中にはヨーロッパ諸国のクリスマスの様子を綺麗な写真と文章で紹介したブックレットが付いていました。これはまだBGMという言葉がないレコードが大衆の娯楽であった頃のクリスマスアルバムです。
この時期、至る所で耳にするクリスマスソング。幼い頃の思い出として残っているクリスマスソングは父が毎月購入していた千趣会のレコード“Music Rainbow”12月号。家族皆で毎年このレコードを聞いた記憶があります。豪華な見開きのレコードジャケットの中にはヨーロッパ諸国のクリスマスの様子を綺麗な写真と文章で紹介したブックレットが付いていました。これはまだBGMという言葉がないレコードが大衆の娯楽であった頃のクリスマスアルバムです。
小学6年生以降、ポップスに目覚めて中学生になるとクリスマスソングには拘らない自己流の選曲でクリスマスを過ごしました。特にビートルズの“Magical Mystery Tour”はクリスマスのプレゼントに買ってもらった思い出のレコード。偶然ですがこのレコードも見開きのジャケットの中にカッコいい写真とイラストが入ったブックレットが付いた豪華盤でした。私にとってビートルズの“Magical Mystery Tour”は思い出のクリスマスソングと言えます。
“Magical Mystery Tour”は名曲揃いのアルバムですが“I Am The Walrus”やインストの”Flying”、ジョージの曲“Blue Jay Way”そしてサイケでテクノポップな曲調の“Baby You're A Rich Man”が好きです。
“Magical Mystery Tour”は名曲揃いのアルバムですが“I Am The Walrus”やインストの”Flying”、ジョージの曲“Blue Jay Way”そしてサイケでテクノポップな曲調の“Baby You're A Rich Man”が好きです。
高校のクリスマスはバンド仲間と一緒にビーチ・ボーイズやスモール・フェイセス等の曲を聞いていました。思い起こせば中学の後半かはTVやラジオで流れるようなクリスマスソングを聞くことはなくなっていました。
極、個人的な意見ですが、いわゆるサーフ・ミュージックではないビーチ・ボーイズ(ブライアン·ウィルソン)の音楽はクリスマス(冬)にとても合います。中でも特に思い出深い曲はブライアン·ウィルソンがグレン・キャンベルへ贈った“Guess I'm Dumb”。この曲を聞くと何だか今でも胸が熱くそして切ない気持ちになります(爆)
以下に私の独断と偏見でクリスマスシーズンに合うアルバムを幾つか紹介します。
“Ghosts Of Christmas Past”は81年にベルギーのクレプスキュール・レーベルから出されたクリスマスコンピレーションアルバム。ファクトリーレーベル系のアーチストのクリスマスソングを集めたユニークなクリスマスアルバムです。CD化もされてレコードの時よりも収録曲は増えています。(よく見るとキャバレー·ボルテールの曲が削られている)
ペイル・ファウンテンズの“Benoit's Christmas”は特にお気に入りの曲。このアルバムはクリスマスだけでなく四季を通じて楽しめるアルバムです。
ペイル・ファウンテンズの“Benoit's Christmas”は特にお気に入りの曲。このアルバムはクリスマスだけでなく四季を通じて楽しめるアルバムです。
“Ghosts Of Christmas Past”に未収録の曲ですが、歌いながら吐く息が白い映像が印象的なペイル・ファウンテンズのPV、とてもカッコいい曲です!!
“Silent Night”。言わずと知れたジャズトランペット奏者チェット・ベイカーがアルトサックス奏者クリストファー・メイソンと共に制作した唯一のクリスマスソング集。チェットが亡くなる約2年前、86年にニューオリンズで録音されたアルバムです。残念なのはチェットの歌が聞けないのことですが静かなイブの夜にはピッタリのアルバムです。これも何時聞いても良いクリスマスアルバムだと思います。(YouTubeで映像が見つからず残念)
先日、日本でも販売されたブリティッシュポップバンドの王様、キンクスの作曲家そしてリードボーカルだったレイ・デイヴィスがキンクスのヒット曲をクローチ・エンド・フェスティヴァル・コーラスと一緒に録音した“The Kinks Choral Collection”。
キンクスのヒット曲を合唱団と一緒に!?驚きの企画ですがとてもユニークで素晴らしいアルバムです!改めてレイ・デイヴィスの作曲家てしての才能と楽曲の良さが際立つ内容になっています。他のクリスマスソングと一緒に聞いて違和感がありません。あの“You Really Got Me”が合唱用にアレンジされるとこのような曲になるのかー!と、目から鱗、自分も合唱部にいた頃にこれを演りたかった!少し興奮しました(爆)
キンクスのヒット曲を合唱団と一緒に!?驚きの企画ですがとてもユニークで素晴らしいアルバムです!改めてレイ・デイヴィスの作曲家てしての才能と楽曲の良さが際立つ内容になっています。他のクリスマスソングと一緒に聞いて違和感がありません。あの“You Really Got Me”が合唱用にアレンジされるとこのような曲になるのかー!と、目から鱗、自分も合唱部にいた頃にこれを演りたかった!少し興奮しました(爆)
最後にレイ・デイヴィスとクリッシー・ハインドから届いた素敵なクリスマスカード、“Postcard From London”お贈りします。それでは皆様素敵なクリスマスをお過ごしください。
素晴らしいセレクションですね。
返信削除全部聞いて(見て)しまいましたよ。
ビーチボーイズは僕もそう思います。
ペットサウンズやスマイリースマイル辺りはほんまに
冬にピッタリですね。
キンクス+合唱団、面白いですね。
こんなアルバムが出てるんですか?
是非他の曲も聞いてみたいです。
A2C様
返信削除こんばんは
何時もコメントを頂き有り難うございます。
偏見のある選曲におつき合いを頂き有り難うございます。
A2Cさんとは音楽でも趣味が合いそうです(笑)
ペット・サウンズ、スマイリー・スマイル、大好きなアルバムです。
この辺りのビーチ・ボーイズは本当に冬に合いますよね!
分かって頂けてとても嬉しいです。
ブライアン・ウィルソンの音楽は大好きなんですが、深みにハマると理由は分からないのですが内省的になり過ぎて更に進むと憂鬱な気分になってヤバいです。
レイ・デイヴィスのこのアルバムは面白いですよ!
1曲を除く全てがキンクスのヒット曲なのでキンクスのベスト盤ともとれますが、合唱団との競演で単なるベスト盤とは一線を画する創造的なアルバムになっています。
機会があれば是非他の曲も聴いてください。
個人的にはプリファブ・スプラウトの新作と共に今年の中で大変楽しめたアルバムでした。