自転車(ブロンプトン)で私たちがよく訪れる野川は国分寺市にある日立製作所中央研究所の敷地内に水源があり、国分寺崖線の湧水を集めながら小金井市、三鷹市、調布市、狛江市を経て世田谷区二子玉川付近で多摩川と合流する流域延長およそ20キロの1級河川です。小さな川ですが休日になると沢山の人が集う皆に親しまれている川です。
東京都内を流れる河川の殆どはコンクリート護岸されています。川は高台の上から柵越しにまるでダムの貯水漕を覗き込むようになります。このような川の多くは水辺に近づくことは出来ません。更に河川敷までコンクリートで覆ってしまうと無機質で心地よい水辺の自然は楽しめません。機能だけを優先した川は身近なふれあいがないため当然親しみも感じられません。
野川にもコンクリートで覆われた風情のない区間がありますが小金井市から下流域になると川の両岸に植物が生い茂り、鳥や虫たちが集まってくる自然環境が形成されています。この舗装道(野川サイクリングロード)から一段下がった河川敷は歩いて楽しめるようになっています。この時期は桜の花と共に菜の花が楽しめ、川辺の豊かな自然を満喫することが出来ます。(途中歩くには支障がある所もあります)
特に野川公園内の風景は格別です。野川公園と隣接する武蔵野公園内は川と周囲を隔てる柵がないため周辺と調和した一体感のあるのびやかな景観を楽しめます。私は何時もこの場所へ来ると開放された気分になります。
毎月開講されている水の学校に参加して野川は自然の川ではなく、市民によって守り育てられてきた川であることを知りました。私が幼かった70年代は高度成長期の影響から公害問題が表面、深刻化した時代でした。実はこのような時代 (1972年)に小金井市から野川の湧水保全市民運動が始まっています。その後、この運動は近隣地域にも広がり現在では多くの市民が関わる湧水保全の川として全国的にも有名になっています。そして昨年は全国の「いい川・いい川づくりワークショップ」で野川は見事グランプリを受賞しています。
私たちが心地よいと感じる風景の裏側には沢山の人の愛情が注がれています。もし目の前の風景が心地よく感じられないなら、私たちの愛情が足りないのであり、地域の環境に関心を持つ必要があるのだと思います。いつ訪れても心地よいと感じる野川を見ると自然は自然には保てない事がよく分かります。野川を守り続 けている人々へ感謝すると共に自分も無関心ではいられないという気持ちになります。
東京都内を流れる河川の殆どはコンクリート護岸されています。川は高台の上から柵越しにまるでダムの貯水漕を覗き込むようになります。このような川の多くは水辺に近づくことは出来ません。更に河川敷までコンクリートで覆ってしまうと無機質で心地よい水辺の自然は楽しめません。機能だけを優先した川は身近なふれあいがないため当然親しみも感じられません。
野川にもコンクリートで覆われた風情のない区間がありますが小金井市から下流域になると川の両岸に植物が生い茂り、鳥や虫たちが集まってくる自然環境が形成されています。この舗装道(野川サイクリングロード)から一段下がった河川敷は歩いて楽しめるようになっています。この時期は桜の花と共に菜の花が楽しめ、川辺の豊かな自然を満喫することが出来ます。(途中歩くには支障がある所もあります)
特に野川公園内の風景は格別です。野川公園と隣接する武蔵野公園内は川と周囲を隔てる柵がないため周辺と調和した一体感のあるのびやかな景観を楽しめます。私は何時もこの場所へ来ると開放された気分になります。
毎月開講されている水の学校に参加して野川は自然の川ではなく、市民によって守り育てられてきた川であることを知りました。私が幼かった70年代は高度成長期の影響から公害問題が表面、深刻化した時代でした。実はこのような時代 (1972年)に小金井市から野川の湧水保全市民運動が始まっています。その後、この運動は近隣地域にも広がり現在では多くの市民が関わる湧水保全の川として全国的にも有名になっています。そして昨年は全国の「いい川・いい川づくりワークショップ」で野川は見事グランプリを受賞しています。
私たちが心地よいと感じる風景の裏側には沢山の人の愛情が注がれています。もし目の前の風景が心地よく感じられないなら、私たちの愛情が足りないのであり、地域の環境に関心を持つ必要があるのだと思います。いつ訪れても心地よいと感じる野川を見ると自然は自然には保てない事がよく分かります。野川を守り続 けている人々へ感謝すると共に自分も無関心ではいられないという気持ちになります。
こんにちは。
返信削除東京はなにげに緑地や小さい川が多いなぁと思っていましたが、護岸されていて仰るように違和感がありますね。野川はあまり訪れないのですが、キレイですよね。
今月は、暇が出来るのでどこかでご一緒しませんか?メールいただければ幸いです!
キヨ 様
返信削除こんにちは
何時もコメントを頂き有難うございます。
台風、雨が多い日本では護岸は必要かもしれません。しかし周囲の景観も含めて役人の主導ではなく地域住民との対話の中で行なわれることが望まれます。
ご一緒出来ることを楽しみにしています。
野川は、地元の人達によって、保全されてたんですね。
返信削除まあ、そうゆう人達がいないと、自然は、なにされるか分かりませんもんね^^;
そんな取り組みをしている人達を表彰する企画?があるのは良い事ですね。
でも、田舎では、度を越した保全も、存在するんですよ。
この傾向は、都会から田舎に引っ越してきて、環境保護に取り組んでいる人達に
とくに言える事で、まるでグリンピースのようです^^;
まあ、シーシェパードとは言いませんが、コスモスの種を蒔く事にすら、口出ししてきて、
よく計画が白紙になります^^;
自分の田舎でやれよ~と、私は心の中で、つぶやいてます・・・
ゆるぽた 様
返信削除こんばんは
何時もコメントを頂き有難うございます。
>そんな取り組みをしている人達を表彰する企画?があるのは良い事ですね。
「いい川・いい川づくり」という“オラが街の川”を競うワークショップのようです。
全国の中から野川が選ばれたことは誇らしいことだと思います。
>田舎では、度を越した保全も、存在する・・・
そうですか
詳しいことは分かりませんが話し合いも足りないのではないでしょうか?
都会、田舎、関係なく基本的に我々人間が係わるとあまりよいことにはなりませんね(笑)
いいっすね〜野川。
返信削除そういえば今年になって野川方面に行ってないな〜。
人と自然の関わりって難しいですね。
人と共存する自然なのか、
自然と共存する人なのか・・・。
結局は人間のエゴでしかない気がするし・・・。
でも人と関わりのある
身近な自然の景観を守ることは重要だと思います。
K 様
返信削除はじめまして。
拙ブログにコメントを頂き有難うございます。
>今年になって野川方面に行ってないな〜。
Kさんも割合とご近所にお住まいのようですね。
宜しくお願い致します。
仰る通り人と自然の関係は大変難しい状況にありますね。また人間も自然の中に含まれる不可分の関係と考えています。
そして野川のような心地よい自然が身近にあることに大変感謝しています。
すみませんー!Kさんって私でした・・・。ーー
返信削除Kirima 様
返信削除こんばんは
そうでしたか、Kさんって誰かと思いましたよ・・・。
コメント有難うございました。
まだプロペラに行けてないし
また野川へ行きましょう!