猫の目になった(Brompton M3L Rear Light)

家内の黄色いブロンプトンM3Lはブロンプトンの基本的なモデルです。荷台やダイナモライトはついていませんが、電池で点灯する後尾灯が標準装備されています。
この後尾灯は天面の押しボタンSWによって、点灯、消灯をする簡素なものですが、夜間の走行には心強い装備です。また背後から見た際、シンプルなブロンプトンM3Lの視覚的なアクセントにもなっているように思います。
ブロンプトンの電装部品は祖末なものが多く、この後尾灯も暫くして押しボタンSWが壊れました。家内からブロンプトンの後尾灯を直して欲しいと頼まれていましたが、ようやく要望に応える事ができました。

交換した新しい後尾灯はキャットアイのTL-LD570-Rという製品です。
実はこの後尾灯は、ブロンプトンではなく、家内の買い物用自転車(マウンテンバイク)につけるつもりで これもだいぶ前にイギリスから購入していたものです。最近マウンテンバイクを利用するこがないのでブロンプトンに取りつけることにしました。

TL-LD570-RはLEDを用いた視認性の高い後尾灯です。明るさと振動のダブルセンサーを内蔵し、夜間走行時に自動で発光する「オートライト」(周囲が明るいと点灯しない)になっています。ブロンプトンのオリジナルよりも多機能で、尚かつ価格は2割安く(実質はそれ以上に安く購入可能)価値のある製品に感じます。

ブロンプトンへの取りつけはTL-LD570-Rに付属する樹脂製の台座(リアラックマウント)を、ブロンプトンの後尾灯用の台座にネジで留めるだけですが、そのままでは僅かにブレーキアーチと接触するため、ブロンプトンの台座を少しだけ奥側に傾ける必要がありました。写真のように折り畳んでも後尾灯が地面に接触することはありません。

後尾灯は台座から簡単に脱着できるので電池交換の際には特に便利です。尚、電池交換はコインを使って簡単に行えます。ドライバーが必要なオリジナルの後尾灯よりも手軽に電池交換が行えます。使用する電池はオリジナルの後尾灯と同様に単4電池2本を使います。
樹脂製台座の両側に出っ張った余計な部分は、ブロンプトンの台座に合わせて切断すれば更に見た目もすっきりすると思います。

TL-LD570-Rは点灯、点滅(4パターン)を選択することができ、明るさもオリジナルより明るく視認性に優れています。特に明るさと振動に反応するダブルセンサーで動作する「オートライト」は良くできた大変便利な機能です。また例え電池が切れてもJIS規格を始めアメリカ・イギリスなどの基準をクリアーしたワイドアングルリフレクターを搭載するため消灯時の安全も配慮されています。
すっきりしたTL-LD570-Rの直線的なデザインも私は気に入っています。取り付けのブラケットは数種類用意されているのでブロンプトン以外の自転車にもお勧めできる製品です。

コメント

  1. そうですか、ブロンプトンの電装部品は、壊れやすいんですか。
    あらかじめ、予備部品をストックしておかないといけないと言う事ですね。
    ブロンプトンのパーツって、部品一つ一つに「BPOMPTON」とネームが付いてるので、
    揃えたくなりますね(笑)

    でも、こうやって他メーカーのパーツが流用出来るのも
    楽しいですね。
    久しく更新が無かったですが、最近のブロンプトン記事の怒涛のUP、嬉しく思います(笑)

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  2. ゆるポタ 様

    おはようございます。
    何時もコメント頂き有難うございます。

    ブロンプトンは大変良く出来た自転車ですが
    電気系統はイギリス車の伝統に従って弱いようです(笑)

    ブロンプトンの部品はブロンプトンに合わせて作られているため
    流通する他社の製品を流用することは難しいのですが、
    パズルをする感覚で自転車マニアにはそれがたまらないご様子です(笑)
    今回はそれに当てはまりませんが・・・。

    ブロンプトンは使用するに連れてオリジナルの偉大さを痛感します。
    恐らく最後は購入時の姿になるのではないでしょうか・・・。

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