Broの肖像(ピーコック スーツ)


 折りたたみ機構と同様にブロンプトンの優れた特徴と言われるフロントキャリアシステムは本当によく出来ています。またフロントキャリアシステムで使える純正のパニアバッグ類も実用的で使い易いものばかり、殆ど非の打ち所がありません。
 一方、ナイジェルスミス&サンズのバックは純正バッグとは正反対の性質です。ツイードと革の品質は悪くありませんが縫製は日本の管理下で作られる中国製に劣ります。またバッグの着脱は革のベルトで行うためワンタッチではありません。特にハンドルにとりつけるハンドルバッグはフレーム本体に取りつけるフロントキャリアシステムに比べるとハンドル操作への影響があるかもしれません。(幸い容量が少ないのでそれほど影響はないと思います)ベルトに使われているカシメは猫の爪のように鋭いバリがあるものを平気で採用しているため其処ら中に引っ掻き傷がつきます。(カシメを外して傷がつかないものにつけ直しました)と、ここまで読むと悪いことばかりです。
 では何故使い難いバッグをわざわざ使うのか?正直に言えばツイードと革の風合いにやられました。また、いかにも自転車用のバッグという製品ではなくブロンプトンに似合うもの、そして他の人とは少し違うものを使いたいということも多分あります。

 ブロンプトンの純正バックで個人的に気になるのは無難な黒ばかりということ。あのデザインには黒が似合っていますが、皆が黒のバッグではちょっと寂しいと思います。1960年代に起こったピーコック革命ではないですが自転車につけるバッグを好みでいろいろ試して遊ぶことも一興かと思います。

 最後に1つ、ブロンプトンのパニアバッグは容量が大きいこと、色が黒いことによってバックの中は真っ暗闇、バッグの中に小さな物を入れると取り出す際、見つけることに苦労します。幸いナイジェルスミス&サンズのバックではそのようなことはありません。このバッグについて少し肯定的なことが書けてほっとしています。

コメント

  1. パスワード無しで教えて頂きありがとうございます(笑)
    私も本意ではないのですが、、、すいません。

    これですわ。。。
    こんなバナナのような縦型サドルバッグ探してたのですが、見つけられなくて先日14日、キャラダイスのサドルバッグをSJSに発注してしまったところです(苦笑)
    シートポストが長いですから、そこにスッポリ収まるバッグがイイなぁと思ってたんですよ。
    横型だとバッグがフラついて安定性欠けるだろうな、と心配してみたり。
    なので一番小さ容量が7Lのものを頼みました。
    因みにこのサドルバッグの容量はどれぐらいあるのですか?
    これ知ってたら買ってたと思います(涙)。。。
    次、購入を考える時があれば・・・最有力候補です。

    返信削除
  2. wembley 様

    こんにちは
    こちらにもコメントを頂き有り難うございます。

    >私も本意ではないのですが、、、すいません。

    冗談ですよ、ごめんなさい。軽く流してくださいね(笑)

    小径車にバナナ型のサドルバックはショーン・レノンじゃないけれど「丁度いい!」ですよね。

    SJSでキャラダイス、バーレイを購入されたのですか?
    キャラダイスのバックは雰囲気、質、共に良い割にお値段がお安いですよね。
    サドルバック主流のイギリスでも定番中の定番のバックですね。
    またwembleyさんのレポートを楽しみにしています。

    ナイジェルスミス&サンズのサドルバック(シートポーチバック)の容量はおよそ3リットルでしょうか。
    大きさは
    高さ23センチ、幅(上の広いところ)15センチ、幅(底の狭いところ)9センチ、奥行きが13センチとなっています。
    バナナ型のサドルバックとしては大きい方だと思います。

    返信削除

コメントを投稿