自転車に泥よけをつけることは格好が悪いと思っている人が多いようです。
ブロンプトンのようにパシュレイ TSRには泥よけが標準ではついていません。競技用の自転車として使うつもりがない自転車に泥よけは必須と考えているのでTSRを購入する際に泥よけをつけて欲しいと自転車店に伝えました。しかしお店の反応は悪く、モールトンに泥よけをつける人は殆どいないので泥よけがつけられるか分からないと言われました。パシュレイのモールトンには純正の泥よけがあることを事前に調べていたので輸入元のダイナベクターに確認をしてもらい、お店側も納得をしてTSRに泥よけをつけることになったのですが、納車時に受け取った自転車はフロントブレーキを掛けるとブレーキアーチが泥よけを挟んでしまう正常ではない状態でした。お店側からは泥よけをつけてみたけれどこれ以上は上手くつかないと言われました。純正の泥よけなのにおかしな話だと思いましたが、これ以上改善しようとする意志や様子も伺えなかったので仕方なく自転車を受け取ることにしました。
こうなったら自分で泥よけの取りつけについて調べるしかありません。モールトンを取り扱うお店に泥よけがフロントブレーキに干渉している様子を動画で撮ったものを見せて廻りましたが、どこのお店もモールトンに泥よけをつけたことがないという答えでした。特に印象的だったのは泥よけをつけると格好が悪いので泥よけをつけるくらいなら品質のよい雨具を買うようにお客に勧めているということ。私は本末転倒な話だと思いました。結局、ダイナベクターに相談をして泥よけを留めている位置が間違っていることが判明してようやく問題の解決となりました。
東京の年間降水量(年間平均降水量_平年値)は1466.7ミリ、雨の多いと言われるロンドンが750.6ミリ。比べると東京の方がおよそ2倍も降水量は多いのです。泥よけをつけた自転車は格好が悪いのか?その辺は個人の主観によりますが、雨の多い日本で自転車を乗る場合は泥よけはあった方がよいと考える方が正常だと思うのですが、如何でしょうか?ちなみにモールトン博士も自身のモールトンに泥よけをつけて乗っています。
最近は泥よけどころかブレーキまでつけない自転車が格好がよいという風潮があるようです。泥よけをつけないことは自分が泥だらけになるだけですが(実は飛び散る雨水は周りの人にも迷惑をかけているのですが)ブレーキを外すことは一般道路を走る自転車のルールを逸脱した行為です。またこのようなことをファッションのように演出して助長するメディアや自転車店は大変無責任で大きな問題があると私は思っているのですが、如何でしょうか?
いつも大変お世話になっております。
返信削除泥除け=格好悪い、という解釈は、「格好よく組み付けられた泥除け」をごらんになったことがない方なのだろうと私は判断しております。
先日、某雑誌社の方がご来店くださった際にも、昨今のブレーキのない自転車についてのお考えを伺い、少々残念な気持ちになりました。しかしながら、私の考えとしては、「格好よくブレーキを組み付けられた自転車」をメディアが取り上げれば良いだけの話。なければ造れば良いと思う、とお伝えしました。
うまくお伝えできたのかは分かりませんが、例のザックスのハブも含め、メディアや自転車店が正しい方向へ向かうことができるよう、手助けする必要があると思っております。
長文失礼致しました。
雑誌を読むと、自転車が流行りだした頃は、カスタム記事が主流でしたが
返信削除最近は、乗る時のファッションとか、いかにカッコよく乗るかに
話題が移ってきたように思います。
しかし、ブレーキの無い自転車が流行りとは知りませんでした^^;
そこまで、自転車本来の道から外れて来ていたとは残念ですね。
泥除けは、乗る人の乗り方次第だとは思いますが、私のように
週末の晴れた日にしか乗らない者には必要ないですが
毎日乗るのだったら、付けた方が汚れずに済みますね。
TSRは、モールトン用リクセンカウルアタッチメント、砲弾ライト、
シュワルベ ステルビオと、mincoroさん、いじるの好きみたいですね(笑)
みやっち さん
返信削除こちらこそ大変お世話になっております。
また私の駄文長文にコメントを頂き有難うございます。
>泥除け=格好悪い、という解釈は、「格好よく組み付けられた泥除け」をごらんになったことがない方なのだろうと私は判断しております。
そうですよね。
そういう意味で私の自転車は泥除けの布教活動の役には立っていません。(笑)
>私の考えとしては、「格好よくブレーキを組み付けられた自転車」をメディアが取り上げれば良いだけの話。なければ造れば良いと思う、とお伝えしました。
ブレーキについては公道を走る車両として安全面で必要不可欠なものと思います。
みやっちさんのようなお考えの方達に啓蒙をして頂き、
本当に格好がよい自転車を示して頂けると状況は変わってくると思います。
私が気になることはブレーキの件に限らず、流行がいつのまにか日本的な画一化に繋がっていることです。
そしてそのような風潮にプロが同調してしまうこと。
厳しい言い方をすれば泥除けの付け方が分からないようなことにも繋がっているのだと思います。
メディアをはじめ自転車のプロには我々を啓蒙する立場であって欲しいと願っています。
ゆるポタ さん
返信削除何時もコメントを頂き有難うございます。
>ブレーキの無い自転車が流行りとは知りませんでした^^;
アメリカの文化だと思います。
固定ギヤなのでペダルを反対に回してリアタイヤをロックさせてブレーキのように使うようです。
YouTube等で映像が見られますので探してみてください。
危ないので決して真似しないように(笑)
>泥除けは、乗る人の乗り方次第だとは思いますが、私のように
週末の晴れた日にしか乗らない者には必要ないです
泥除けは実用的なのでつけています。
山陰は日本のスコットランドみたいに雨が多いですが必要ありませんか?(笑)
私は背中が汚れるのが嫌で泥除けをつけます。
子供の頃、背中にいたずらで何か貼られて気がつかないで帰ったことありませんか?自分では見えない背中が汚れるのは嫌なんですよね。
東京では最近、突然雨に降られるゲリラ雨というのも多いです。
>TSRは、モールトン用リクセンカウルアタッチメント、砲弾ライト、
シュワルベ ステルビオと、mincoroさん、いじるの好きみたいですね
シュワルベ ステルビオはTSR標準のタイヤなんです。
コンチネンタルの飴サイドタイヤなんかに交換したら格好よいでしょうね。
砲弾ライトはそのうちに記事をポストします。
まいど〜。
返信削除全く同感ですね、実用的に自転車を使うので。
だから自転車が趣味とは言い切れませんね。趣味は美術、芸術、観劇、鑑賞、創作、探訪などで自転車は楽しくそこに行く手段で道具です。その辺はmincoroさんも一緒やと思いますけど・・・。飽くまで「俺」主体で、自転車が主体ではない。雨が俺の行動や興味を規制するのではなく、雨でも俺が自転車に乗って出かけると言う普通の事です。自転車中心ではなく俺中心。
晴れの日曜だけ楽器演奏するとか、土曜の天気の時だけ園芸やる世界とは自分は決定的に違うと思います。だから自分のブログも自転車のアップとかあんまし載せませんね。その手の趣味はないなぁ。勿論自転車が趣味と言うのが良いとか悪いとかそんな話しではないですよ。趣味的自転車はあってしかるべし!それこそ趣味の問題ですよね。
モールトンは欲しいけど、その風潮が矢張りちょっとです。
博士の考えからどんどん離れてると思います、モールトニ、
おおっと、一部の人たちは。TSRつまりツーリング、スポーツ、ランブリング(所謂ポタンリングですよね。ポタリングと言う日本人が使う英語があるかどうかはさて置き(爆))と言う路線を明確に出して日常的に使って下さい!と言うのを打ち出してるとは思うのですが、値段と所有してる方々のステータス(この英語も大変面白いので語源辞典等で調べてみて下さい。日本人が使うのとこれ又若干違っていたりします。ここで言うステータスは英語の語源由来の意味で使ってます。勿論、TSRの下りも。日本人はスポーツと言う英語を全然理解して使ってませんからね。スポーツとかオモロいですよデニーロのタクシードライバーは見はりましたでしょ?あれでJフォスターのヒモやってたヤツを思い出して下さい。)とかの所有して更に密教儀式的世界に入る(英語で言うイニシエーションです)と言う感じがどうも・・・。それに英国かぶれもどうかなと言う感じですね。僕は連合王国の文化全般は大好きですけど。もし本当に英国云々とかいうならその英国とか言う変な日本語の使用を控えるべき(因に中国語です)でしょうね。
東京程ではないと思いますが、ノーブレピス・・・は多いですよ、こちらでも。全くのファッション要素が強いですが。ただ、これは僕も若かったらハマっていたかも知れませんね。
その点、そう言う所と全然違うブロは全く素晴らしい。(っておいおい結局ブロプトンかい!(爆)あんまり誰も言いませんが、博士の考え方に一番近いのがこの人の考え方やと思います。)
スポーツとか、趣味自転車とかの高尚性とかから全く無関係ですもんね。実用自転車万歳!雨でも乗れる素晴らしい自転車をありがとう、連合王国の先達達!そして雨でも自転車に「乗れるなら」のりましょう〜\(◎o◎)/
と長い雑談になりました。すまそm(-_-)m
Xinyi Folders さん
返信削除まいどー。おおきに。
(何時もコメントを頂き有り難うございます)
雨の日に積極的に自転車に乗ろうと思わないのですが、
雨の日でも自転車が必要であれば乗ります。
だから私の自転車はモールトンであっても泥除けは必要です。
またモールトンに泥除けは似合わないと考えている人は多いみたいです。
>趣味は美術、芸術、観劇、鑑賞、創作、探訪などで自転車は楽しくそこに行く手段で道具です。その辺はmincoroさんも一緒やと思いますけど
確かに手段で道具ですが、私はそこまで自転車を突き放していませんね。
先ず、自転車を乗ることを心から楽しんでいますし、自分の自転車に愛情を持っています。Xinyi Folders さんも同じだと思いますが。
それから私のは趣味自転車ではないですね(笑)
もっと先っぽの方でちょろちょろした中途半端な状態です。
自転車が自分の生活の中に入り込んで来て今はそれを楽しんでいます。
また自転車を通してこのように様々な方達と出会えたことは何より嬉しいことです。
>モールトンは欲しいけど、その風潮が矢張りちょっとです。
その風潮、分かります。
私も気がつくとパシュレイでもモールトンを手を出すことに・・・。
はじめはBS.モールトンが欲しかったのですが、何時のまにかTSRでした。
確かにブラッドフォード・オン・エイヴォン製は希少性とそのお値段故にどうしてもステータス・クォじゃなくて(笑)ステータスがどうのという話になってしまいます。
またそれは大変残念なことだと思います。
本来、モールトンの魅力は今お借りしている資料にも書いてありますが
自転車の概念はスターレイの安全自転車の頃からモールトンが出てくるまで変わっていなかったわけでそのような旧態依然した自転車界への挑戦なんですよね。
それがThe Spirit of Bradford on Avonの本質なのだと思うのですが?
今となってはブロンプトンもかなりお高い自転車だと思います。
(M3L-Xより上のチタンモデルなんてTSRより高いですよね)
Xinyi Folders さんもあまり拘らずに是非乗ってみてください。
そしてモールトンをもっと自由に乗る姿を見せつけてください。
それからXinyi Folders さんは私から見れば十分モールトニアに見えますよ。(笑)
>、ノーブレピス・・・は多いですよ、こちらでも。全くのファッション要素が強いですが。ただ、これは僕も若かったらハマっていたかも知れませんね。
最近、昔一緒に自転車を楽しんでいた友達に再び自転車を勧めているのですが、
どうやらピストバイクに乗りたいみたいなのです。
危ないし、年甲斐もなくやめろよ、と言っているのですが(笑)
幅の短いハンドルに固定ギヤ、シンプルな佇まいは40過ぎのオヤジ達にも格好よく見えるみたいですよ。(笑)
ブロンプトンとは対極にある自転車ですね。
そしてブロンプトンは本当に魅力的な万能自転車ですね。
競技用車両以外は泥よけはあった方がいいですね。
返信削除ノーブレーキピストはかっこいいと全然思いません。いわゆる「いちびり」に見えます(笑)。車のダッシュボードを白くしてる方々と同じ空気を感じますよ。
otakeさん
返信削除何時もコメントを頂き有り難うございます。
>ノーブレーキピストは・・・いわゆる「いちびり」に見えます
関西には「いちびり」という表現があるのですね。
面白いですね。関東にはこのようなニュアンスの言葉はありません。
そんなに悪い言葉として使わないようですが?
関西特有の暖かみも感じます。違うのかな?
>車のダッシュボードを白くしてる方々と同じ空気を感じますよ。
ダッシュボードを白くする人たちがいるのですね。
車を持っていないので最近このようなことについて私はうといですね(笑)
いろいろ勉強になります。
楽しいコメント有り難うございました。
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除mincoroさんが思っているよりは、もう少し悪い意味で使っています(^^;
返信削除ttp://item.rakuten.co.jp/yusayusa/10004266/
最近はあまり見なくなりましたが、こういうやつです。
>ダッシュボード
otake さん
返信削除楽しいコメントを頂き有り難うございます。
ダッシュボードの敷物を確認しました(笑)
私の独断と偏見ですが、
関東でも頭に「さ」や「ち」がつくサバービアな方達が
このような敷物をしていることが多いように思います。
またこの方達のお車は土禁の場合が多いです。
よって車内は住居感覚なのだと思います。
「いちびり」あまり良くない時に使う言葉なのですね。
日本語は難しいですね。また面白い言葉を教えてください(笑)