日増しに日照時間が短くなっていることを実感しています。先日、家内のブロンプトンには秋冬に備えてライトを新調しました。一方、自分のパシュレイは前灯にソービッツのランプハウスにLEDを仕込んだ自作ライト、尾灯も外観はクラシックなアルミ羽布仕上げですが光源はLEDのライトです。前後に各1灯ずつLEDライトを付けていますが共に明るさが不足していると感じていました。日没が早い秋冬に備えて小さくても明るいLEDの補助ライトをパシュレイに追加しました。
改めて眺めるとグローランプのようにも見えますが、パッケージに入ったMOONのLEDライトを初めて見た時は何故か真空管を想起しました。
巷では今再び真空管が人気のようです。実家には昔、父が自作した真空管のステレオがありました。残念ながらそのステレオがどのような音であったか覚えていませませんが、電源を入れてから暫く待たないとレコードを聞くことが出来なかったことは記憶しています。
現在 私の音楽鑑賞方法は外出時はipod、家ではMacとiTunesの組み合わせ、真空管とは程遠い音楽鑑賞環境です。Macの内蔵スピーカーでは音量、音質、共に不足と感じてMacの音声出力端子からプリメインアンプへは ちょっと拘ったモンスターケーブルで繋ぎ、デザインに惚れ込んだミニポッド ラウドスピーカーでiTunesに入れた様々なジャンルの音楽を楽しんでいます。
80年代のはじめ、CDが店頭に並ぶようになってからも暫くレコード派でした。CDプレーヤーを持っていなかったこともありましたが、レコードに比べてCDはジャケットが小さくて魅力に欠くものだったからです。反面、初めて買うCDは何にするかも考えていました。
弟がCDプレーヤーを購入してCDを聞く環境が整った頃、グッドデザインなCDがリリースされました。イギリス、マンチェスターのグループ、ニュー・オーダーの「ブラザーフッド」です。まるでヘアーラインの金属プレートをプラスチックケースに収めたように見せた斬新なデザインは、レコードのジャケットでは表現することが出来ないCDの時代を予感させる新しいジャケットデザインに見えました。このCDジャケットは同じくマンチェスターのグラフィックデザイナー、ピーター・サヴィルによるもので、私はニュー・オーダーの音楽ファン以前にピーター・サヴィルがデザインしたレコードジャケットのファンでした。特に80年代はじめに次々とリリースされたニュー・オーダーの12インチシングルのデザインは今でも秀逸だと思っています。ファクトリー・レコードのピーター・サヴィル、ヴァージン・レコードのラッセル・ミルズとグリーン・ガートサイド(スクリッティ・ポリッティ)この3人が当時お気に入りのレコードジャケットデザイナーでした。
80年代後半になると徐々にレコードが店頭から消えて行き、CDにその場を譲るようになっていました。ニュー・オーダーの次のアルバム「テクニーク」はそのような時代ににリリースされました。このアルバムは当時流行っていたハウス・ミュージックの影響を強く感じさせるヘビーなエレクトリックサウンドでした。アナログとデジタルの絶妙な調和にこのバンドの魅力を感じていたので、当初はそのサウンドに少し面喰らったことを覚えています。
90年代に入ると完全にCDの時代に移行していました。ニュー・オーダーが所属していたファクトリー・レコードも間もなく潰れてしまい、ニュー・オーダーは新しいレコード会社に移籍、バンドの雲行きもおかしくなっていきました。ピーター・サヴィルがデザインした「テクニーク」のジャケットも「ブラザーフッド」のような鮮烈な印象はなく、また輝かしく映ったジャケットデザインの世界も陰りを感じるようになっていました。「テクニーク」以降、ニュー・オーダーの音楽を聞くこともなくなり、同時に流行のバンドにも関心が低くなって行きました。レコードの終焉と共に自分でも異常とも思えたポップミュージックへの傾倒も終焉を迎えました。
最後に再びライトの話に戻します。真空管タイプ(M-1WとM-1R)のLEDライトと共に同じくMOONの他のLEDライト(M-3W)も購入しました。真空管タイプは光を拡散させますが、こちらは先端にレンズが付いた一点を集中的に照らすスポットタイプです。このライトは路面を照らす明かりとしてパシュレイのフロントフォークに付けることにしました。
真空管タイプ(M-1WとM-1R)は点灯と点滅が選べ、点滅で45時間、点灯では25時間連続点灯可能。スポットタイプ(M-3W)は点灯にハイとロー2種類が選べて真空管タイプ同様に点滅することも出来ます。点灯はハイで25時間、ローで35時間、点滅では50時間稼働可能です。両タイプ共に電源はボタン電池(CR2032)を2ヶ使用しています。尚、自転車に取り付けるラバーバンドにはライトの照射角度を調整出来る便利なライトステーが付いています。
MOONのLEDライトは小ぶりですが明るくて軽い優れた製品だと思います。これで日没が早くなるこれからの季節も安心してパシュレイで出掛けられます。
改めて眺めるとグローランプのようにも見えますが、パッケージに入ったMOONのLEDライトを初めて見た時は何故か真空管を想起しました。
巷では今再び真空管が人気のようです。実家には昔、父が自作した真空管のステレオがありました。残念ながらそのステレオがどのような音であったか覚えていませませんが、電源を入れてから暫く待たないとレコードを聞くことが出来なかったことは記憶しています。
現在 私の音楽鑑賞方法は外出時はipod、家ではMacとiTunesの組み合わせ、真空管とは程遠い音楽鑑賞環境です。Macの内蔵スピーカーでは音量、音質、共に不足と感じてMacの音声出力端子からプリメインアンプへは ちょっと拘ったモンスターケーブルで繋ぎ、デザインに惚れ込んだミニポッド ラウドスピーカーでiTunesに入れた様々なジャンルの音楽を楽しんでいます。
80年代のはじめ、CDが店頭に並ぶようになってからも暫くレコード派でした。CDプレーヤーを持っていなかったこともありましたが、レコードに比べてCDはジャケットが小さくて魅力に欠くものだったからです。反面、初めて買うCDは何にするかも考えていました。
弟がCDプレーヤーを購入してCDを聞く環境が整った頃、グッドデザインなCDがリリースされました。イギリス、マンチェスターのグループ、ニュー・オーダーの「ブラザーフッド」です。まるでヘアーラインの金属プレートをプラスチックケースに収めたように見せた斬新なデザインは、レコードのジャケットでは表現することが出来ないCDの時代を予感させる新しいジャケットデザインに見えました。このCDジャケットは同じくマンチェスターのグラフィックデザイナー、ピーター・サヴィルによるもので、私はニュー・オーダーの音楽ファン以前にピーター・サヴィルがデザインしたレコードジャケットのファンでした。特に80年代はじめに次々とリリースされたニュー・オーダーの12インチシングルのデザインは今でも秀逸だと思っています。ファクトリー・レコードのピーター・サヴィル、ヴァージン・レコードのラッセル・ミルズとグリーン・ガートサイド(スクリッティ・ポリッティ)この3人が当時お気に入りのレコードジャケットデザイナーでした。
80年代後半になると徐々にレコードが店頭から消えて行き、CDにその場を譲るようになっていました。ニュー・オーダーの次のアルバム「テクニーク」はそのような時代ににリリースされました。このアルバムは当時流行っていたハウス・ミュージックの影響を強く感じさせるヘビーなエレクトリックサウンドでした。アナログとデジタルの絶妙な調和にこのバンドの魅力を感じていたので、当初はそのサウンドに少し面喰らったことを覚えています。
90年代に入ると完全にCDの時代に移行していました。ニュー・オーダーが所属していたファクトリー・レコードも間もなく潰れてしまい、ニュー・オーダーは新しいレコード会社に移籍、バンドの雲行きもおかしくなっていきました。ピーター・サヴィルがデザインした「テクニーク」のジャケットも「ブラザーフッド」のような鮮烈な印象はなく、また輝かしく映ったジャケットデザインの世界も陰りを感じるようになっていました。「テクニーク」以降、ニュー・オーダーの音楽を聞くこともなくなり、同時に流行のバンドにも関心が低くなって行きました。レコードの終焉と共に自分でも異常とも思えたポップミュージックへの傾倒も終焉を迎えました。
最後に再びライトの話に戻します。真空管タイプ(M-1WとM-1R)のLEDライトと共に同じくMOONの他のLEDライト(M-3W)も購入しました。真空管タイプは光を拡散させますが、こちらは先端にレンズが付いた一点を集中的に照らすスポットタイプです。このライトは路面を照らす明かりとしてパシュレイのフロントフォークに付けることにしました。
真空管タイプ(M-1WとM-1R)は点灯と点滅が選べ、点滅で45時間、点灯では25時間連続点灯可能。スポットタイプ(M-3W)は点灯にハイとロー2種類が選べて真空管タイプ同様に点滅することも出来ます。点灯はハイで25時間、ローで35時間、点滅では50時間稼働可能です。両タイプ共に電源はボタン電池(CR2032)を2ヶ使用しています。尚、自転車に取り付けるラバーバンドにはライトの照射角度を調整出来る便利なライトステーが付いています。
MOONのLEDライトは小ぶりですが明るくて軽い優れた製品だと思います。これで日没が早くなるこれからの季節も安心してパシュレイで出掛けられます。
たしかに昔のLPのジャケットデザインは、歌い手の個性を表すというか
返信削除大事なファクターでしたね。
私も、BEATLESのジャケット欲しさに、特定の曲しか聞かないのに
LP買ってましたね^^;
あれ? パシュレイに砲弾ライト付いてましたっけ?
何処のですか?
まあ、私は夜は走らないのですが(^^ゞ
ゆるポタ 様
返信削除こんばんは
何時もコメントを頂き有り難うございます。
ゆるポタさんもビートルズが好きなんですね。
今日、ビートルズのCD BOXセットが販売されましたね。
欲しいなー(笑)
残念ながらパシュレイにライトは標準では付いていません。
僕も夜に自転車で出掛けることはあまりありませんが
帰りが遅くなると結果的に夜走ることになるのでライトは必需品です。
砲弾ライトは自転車のライトでは老舗のソービッツです。
この砲弾ライトはクラシックなデザインで悪くないでしょ?
プラスチックですが1,000円弱位で買えるのでお勧めですよ。
モールトンに付けるならハブダイナモにするか、
僕みたいにLEDを中に入れるかのどちらかですね。
パシュレイはダイナモの台座がないので
皆、ライトの取り付けには悩むのではないでしょうか?
レコードとCD、確かに物欲を掻き立てられるのは
返信削除間違いなくレコードですね。
物として持っておきたい。
ジャケ買いなんてのはCDになるとほとんどしなくなりました。
それでも10年程前まではレコードを買い続けていましたが、iTunes・iPodの出現により、それもなくなりましたね。
それと同時に町から輸入盤店なんかも少なくなりましたね。
レコード屋へ行くことが楽しかったんですが、
そのようなことも殆どしなくなりました。
まあ、今の方が便利であることには違いないんですが(笑)
A2C様
返信削除こんばんは
コメントを頂き有難うございます。
やはりレコードの方が良いですよね。
サイズといい、綺麗なスクウェアな形も含めて好きです。
昔はジャケットが魅力的で個性的なバンドが多く
特にプログレのバンドは不思議なジャケットが沢山ありましたね。
中学生の頃、キング・クリムゾンなんて一体どんな音楽なのだろう?
と思いながらレコード屋でジャケットを眺めてはなかなか買うことが出来ませんでした。
LPなのに曲数が少ないとかレコード買うのも賭でしたよ(笑)
そういう心をくすぐるようなバンドやジャケットはなくなりましたね。
A2Cさん10年前までレコードを買っていたとは凄い。
プレーヤーをなくしてからレコードを買わなくなってしまいました。
正にiTunes・iPodは音楽の一大変革でしたね、
そして輸入レコード屋、確かに減りました。
僕もよく行きましたよ。
iTunes・iPodは確かに便利なのだけど
無性にレコードで音楽を聞きたくなる時があります。
ロックもレコードの方が断然音がいいですね。
iTunes・iPodの出現によって真面目に音楽が聞けなくなってしまったような気がします。
自転車同様、保管場所には困りますが(笑)
おはようございます。
返信削除なかなかお洒落なライトですね。
(mincoroさんが装着されてるものはお洒落なものばかりですが)
やや小さく感じますが、明るさが十分なら軽さも手伝ってこれは逸品ですね^^
wembley 様
返信削除こんにちは
何時もコメントを頂き有り難うございます。
また何時も過分なお言葉、恐縮です。
追加したライトを含めて合計5灯になりましたが、
新しいライトは法規上は補助ライトですので
メインになるライトも探さなくてはなりません。
取り敢えず複数箇所にライトを付けて視認性を向上させたつもりです。
また、前後タイヤのスポークについている反射板も格好悪いのですが安全上のことを考えて今のところ外していません。
自転車の交通法規というのは不可解なことが多く
(各県によっても異なる)
自転車店もしっかりとライトについて指導している所は少ないですね。
人によっては赤灯を前灯に使っている人もいたりして危ないです。