TSRの肖像 秋の日(三鷹市 大沢の里 湿生花園)


収穫の秋です。地元、三鷹市の稲も刈り入れが終わっていました。


 逆さまに吊し干しされた稲が夕日に照らされて黄金色に輝いていました。このような風景を眺めていると19世紀フランスの絵画を連想します。ミレーに代表されるバルビゾン派だけでなく、それ以降の印象派や野獣派、近代画家は皆このような風景を好んで描いていました。


 TSRの前灯は、サスペンションによってフロントフォークが沈むと少しジル・ベルソーの鞄と干渉することがあったので新しものに付け替えました。
 こじつけですがこれもフランス、ルクソールのランプハウスです。ノスタルジックな流線型のフォルムがとても美しいアルミ製ランプです。以前取り付けていたソービッツといいフランスには素敵なデザインのランプが沢山あります。


 秋の日が目の前の風景を刻一刻と変化させていく様子を見ていると、印象派の画家達が対象をそのまま描くというより時間や現象を捉えようとした結果、抽象的な表現になったことが良く分かり共感することが出来ます。

 「秋の日はつるべ落とし」と言いますが刹那の美しさ、瞬く間に辺りは暗くなっていきます。早速交換したライトを灯して帰りました。

コメント

  1. 先日は、山陰にお越し頂き、ありがとうございました。
    楽しい時間でした(^^)

    おっと、mincoroさんもバルビゾン派がお好きなんでしょうか。
    私も昔、バルビゾン派の展覧会を観て感動しました。
    バルビゾン派の風景画は、どこかいいですよね~
    私は、ジュール・デュプレの風景画が好きです。

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  2. ゆるポタ 様

    先日は本当に有り難うございました。
    本当に楽しかったですね。
    素晴らしい安来の風景が今も目に焼き付いて離れません!
    (只今写真の整理をしています)
    また今度は是非自転車で周りたいです。

    秋はバルビゾン派的な風景が思い浮かびます。
    バルビゾン派の絵画は心も温かくなりますね。
    ジュール・デュプレの風景画、僕も山梨県立美術館で見たことがあります。
    また、山梨県立美術館はミレーの作品を多く所蔵していることでも有名です。
    何時もコメントを頂き有り難うございます。

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