外に出るのが億劫になってしまうような猛暑日が続いています。よって自転車で出掛けるなら午前中、なるべく早い時間帯に限ります。涼しさを求めて朝の散歩に出掛けました。
コンクリートジャングルを想像してしまう東京ですが都心部でも割合に緑が多く、川も沢山流れています。特殊な場所を除けば案外逃げ場を見つけることができます。勿論、休日は都会の喧噪を避け、更に涼しさを求めて都心とは反対の方向へ自転車を走らせます(笑)
川沿いの道を走ると風道があって気持ちのよい風が流れています。この日も野川沿いの道を走りながら気持ちのよい朝の風を楽しみました。
鋭い陽射しを避けるようにして久しぶりに小金井神社へ入りました。境内は大きな木が茂り日中でも薄暗い所です。神社の片隅に古い石臼を積み上げた「石臼塚」があります。地域の方が使わなくなった石臼、94個を積み上げて作った高さ3.2メートルの「石臼塚」(昭和48年完成)は、生活の道具として長く使われてきた石臼への感謝の気持ちを表したものです。
神社の奥には弓道場があります。袴を着た男女数人が静かに弓を引いていました。最近では姿勢(ヒップアップ?)がよくなるという理由から弓道をする女性が増えているようです。
国分寺に着いた頃には更に陽射しが強くなっていました。暑さのあまり木陰を探して逃げ込みたくなります。ここは武蔵国分寺にあった七重塔跡。奈良時代、武蔵国に造営された国分寺がここにありましたが残念ながら鎌倉時代(1333年)新田義貞による分倍河原の合戦で焼失しました。七重塔はこれより大分前の平安時代(835年)に落雷で焼失されたと言われています。武蔵国分寺と七重塔に思いを馳せて誰もいない木陰で休んでいると遠くから鶯の涼しげな鳴声が聞こえてきました。
これぞエコハウス!逃げ場を失い迷走していると緑の葉で覆われた野菜の販売小屋を見つけました。葉で覆われた軒先を借りて暫しの休憩と水分補給、葉の下に隠れると空気がひんやりしていました。心なしかパシュレイも暑さでぐったりしているように見えます。時計を見ると既にお昼になっていました。
お隣の西国分寺まで行き、国分寺崖線を上ってまた下って国分寺へ戻りました。自転車で坂を下ると風がとても心地よく感じます。思わず頬が緩む瞬間です。写真の大きな楼門は明治時代(1895年)に東久留米市にある米津寺の楼門(江戸時代のもの)を移築したものだそうです。楼門の奥が現在の国分寺になります。国分寺は古い歴史がさりげなく残り自然が多く、更に湧水も流れています。東京で涼を求めて出掛けるなら最良な場所の一つだと思います。
夏本番、暑くても自転車で出掛けると何だか妙に楽しい!郊外は人もまばら、まるで白昼夢の風景を眺めるようです。暑さで頭をやられてしまったのかな・・・。
コンクリートジャングルを想像してしまう東京ですが都心部でも割合に緑が多く、川も沢山流れています。特殊な場所を除けば案外逃げ場を見つけることができます。勿論、休日は都会の喧噪を避け、更に涼しさを求めて都心とは反対の方向へ自転車を走らせます(笑)
川沿いの道を走ると風道があって気持ちのよい風が流れています。この日も野川沿いの道を走りながら気持ちのよい朝の風を楽しみました。
鋭い陽射しを避けるようにして久しぶりに小金井神社へ入りました。境内は大きな木が茂り日中でも薄暗い所です。神社の片隅に古い石臼を積み上げた「石臼塚」があります。地域の方が使わなくなった石臼、94個を積み上げて作った高さ3.2メートルの「石臼塚」(昭和48年完成)は、生活の道具として長く使われてきた石臼への感謝の気持ちを表したものです。
神社の奥には弓道場があります。袴を着た男女数人が静かに弓を引いていました。最近では姿勢(ヒップアップ?)がよくなるという理由から弓道をする女性が増えているようです。
国分寺に着いた頃には更に陽射しが強くなっていました。暑さのあまり木陰を探して逃げ込みたくなります。ここは武蔵国分寺にあった七重塔跡。奈良時代、武蔵国に造営された国分寺がここにありましたが残念ながら鎌倉時代(1333年)新田義貞による分倍河原の合戦で焼失しました。七重塔はこれより大分前の平安時代(835年)に落雷で焼失されたと言われています。武蔵国分寺と七重塔に思いを馳せて誰もいない木陰で休んでいると遠くから鶯の涼しげな鳴声が聞こえてきました。
これぞエコハウス!逃げ場を失い迷走していると緑の葉で覆われた野菜の販売小屋を見つけました。葉で覆われた軒先を借りて暫しの休憩と水分補給、葉の下に隠れると空気がひんやりしていました。心なしかパシュレイも暑さでぐったりしているように見えます。時計を見ると既にお昼になっていました。
お隣の西国分寺まで行き、国分寺崖線を上ってまた下って国分寺へ戻りました。自転車で坂を下ると風がとても心地よく感じます。思わず頬が緩む瞬間です。写真の大きな楼門は明治時代(1895年)に東久留米市にある米津寺の楼門(江戸時代のもの)を移築したものだそうです。楼門の奥が現在の国分寺になります。国分寺は古い歴史がさりげなく残り自然が多く、更に湧水も流れています。東京で涼を求めて出掛けるなら最良な場所の一つだと思います。
夏本番、暑くても自転車で出掛けると何だか妙に楽しい!郊外は人もまばら、まるで白昼夢の風景を眺めるようです。暑さで頭をやられてしまったのかな・・・。
こんばんは
返信削除いくら午前中とはいえ、猛烈に暑い中のポタリングになったかと思いますが、写真からは「涼」を感じますよ。流石!
虫好きにしかわからないことかもしれませんが、ベルにとまったオオシオカラトンボが本格的な夏って感じですね(笑)
お盆までに南インド夜ポタやりましょう(できるかな?)。
FLENDER 様
返信削除こんばんは
何時もコメントを頂き有難うございます。
猛烈に暑かったですね(^^;
でもとても楽しかったですよ!
それから僕は距離を走らないし・・・。本当に散歩です。
オオシオカラトンボって言うのですか!
流石にFLENDERさん、良く知ってますね。
人懐っこい可愛いヤツでしたよ(^o^/
南インド、家内もとても楽しみにしています。
今度はナイトランブラーだな(^^
あっR.ストーンズはミッドナイトランブラーです(^o^/
早朝ランブラー・・・酷暑続きの日本列島ですがやはり涼を求めて走りたいですよね~
返信削除ところがです、失態です(苦笑
5時にセットした目覚まし、鳴りだすと共に直ぐにoff。
いつもなら直ぐに起きるのですが今朝は何故か二度寝!
気がつけば8時を過ぎていました・・・
話をmincoroさんに戻しますね(笑
94個の石臼塚は倒れないように内部でコンクリート漬け!?
(お漬け物に使うだけに・・・爆)
我家でも石臼は、お漬け物に数個利用しております。
ん〜。楽しそう。
返信削除国分寺は奈良時代から歴史ある場所なんですね。
東京にある神社とかお寺とか、
何となく近畿圏のものと違う感じがします。
微妙に建築様式が違うのかな?
鎌倉にも行ってみたい気になりますね。
jun.skywalker 様
返信削除こんばんは
何時もコメントを頂き有難うございます。
>今朝は何故か二度寝!
気がつけば8時を過ぎていました・・・
お疲れだったのではないでしょうか?
そんな時は寝てしまった方が・・・というのが僕の考え方です(^^
健康は睡眠から、暑い日が続くと身体にも堪えます。
小金井市でも使われなくなった石臼は漬け物石として使われていたそうですよ(^^
この辺りを自転車で廻っていると本当に沢山の石臼を良く見掛けます。
日常で石臼が使われていたことが分かります。
また川(野川)も近く、水車もあります。
小金井神社の石臼塚は新しいものですが全国に石臼塚は古くからあるようです。
kirima 様
返信削除こんばんは
何時もコメントを頂き有難うございます。
>東京にある神社とかお寺とか、
何となく近畿圏のものと違う感じがします。
微妙に建築様式が違うのかな?
鎌倉にも行ってみたい気になりますね。
そうですね。僕もよく知らないのですが京都等とは異なるように思います。
特に鎌倉時代は中国モードの影響が強いと聞いています。
鎌倉、是非行きましょう!