ちょっと違う 仏のサドル (Gilles Berthoud Aspin Saddle)

先日お譲り頂いたカサーティ(Casati)にはジル・ベルソー(Gilles Berthoud)の革サドル アスパン(Aspin)がついています。実はこの美しいフランスのサドルはちょっと無理を言ってつけて頂きました。

柔らかい女性的なフォルムがグラマラスな印象です。特に後方からの眺めは特徴があり、とても美しいと感じます。
革の座面と革を支える樹脂のベース部分とはステンレスのボルトネジ9本で固定され、また 各ネジによって革の張り具合を調整できるようになっています。
ネジを受ける真鍮ワッシャーの表面には"Gilles Berthoud"の文字が刻まれています。更にサドルの先端箇所のワッシャーにはサドルの製造年度と固有のシリアルナンバーが刻まれており、とても凝ったつくりのサドルになっています。

サドルバックを取り付けられるようにベースの後方にはベルトを通す穴が左右に開いています。また、クリック フィックスで簡単に着脱ができる 専用のブラケットもついています(これはオプションのようです)。写真のように このブラケットには同じくジル・ベルソーの小型サドルバッグが取り付けられるようになっています。

当初、カサーティのサドルは手持ちのブルックスでも良いかな?と思ったのですが、やはりジル・ベルソーの方が似合っています。キリマさんに改めて感謝を申し上げます。

コメント