善福寺川(Cycling along the Zenpukujigawa river)

緑を求めて善福寺川沿いの緑道を走りました。

三鷹市から杉並区に移り住んで自然に触れる機会が減ったように思います。三鷹市には井の頭公園野川、そして玉川上水など緑が豊かで安らげる川沿いの道がありました。ふと杉並区にもそのような安らげる場所があることを思い出しました。それは善福寺川緑地和田堀公園周辺の善福寺川沿いの道です。
久しぶりに善福寺川沿いの道を自転車で走ってみて杉並区にもこのような心安らぐ道が残っていることを嬉しく思いました。自転車が好きな方には分かると思うのですが自転車を走らせながら思わず笑みがこぼれます。この感覚を味わうために私たちは自転車に乗っているのだと思います。
人間だけでなく緑を求めて様々な生物が善福寺川沿いにやってきます。カメラに大きな望遠レンズをつけた人々が沢山いらっしゃるので尋ねるとオオタカを皆で保護していると教えて頂きました。目を凝らすと大きな切り株の上にカラスくらいの大きさの鷹がとまっているのが分かりました。我が子のようにオオタカを見守る人々の様子に心がなごみました。
善福寺川沿いの道で印象的なことはこの道を利用する人々がお互いに気遣いをしながら楽しんでいることでした。自転車に乗る人も歩行者や他の自転車に気遣いながら余裕をもって走っている人が多いように見えました。

善福寺川沿いの道を走ってみて残念に思うこともありました。コンクリートで固めらた川の景観は殺風景であまり魅力的に見えません。また所々で工事が行われているため迂回することを強いられます。昨年通った際にも工事をしていたので長々と工事が続いていることも気になります。一番残念なのは気持ちの良い緑道が長くは続かないことです。この日の私たちは郷土博物館の辺りで引き返すことにしました。

荻窪の方面に向かって帰る途中に評判のパン屋さんがあるというので立寄りました。小さな店舗ですが販売スペースの隣にはにじり口のような出入り口を通って飲食ができるスペースが併設されています。また店内で買ったパンと一緒に飲み物も注文できてパンは温めて席まで持ってきてくれました。こちらのパンは食感が柔らかくて味付けも甘めのなので年配者や子どもにも食べ易いパンのように思いました。どれもとても美味しいパンで居心地が良いお店でした。サイクリングの途中にこのようなお店があると自転車で出掛けることが益々楽しくなります。久しぶりに夫婦でサイクリングを満喫しました。

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